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人生に絶望した日々。自分は何がやりたいのか、生きてる意味はなんなのか、自分に価値はあるのか、問い続けた日々。食べ物にも住むとこにも困らない。働き方も増え、かなり豊かになった。でも、心は貧しくなった。こんなに豊かなのに、こんなに空虚な自分。難しく考えるほど、全てが嫌になる。

結果腑に落ちたのは、悩むってことも生きてるからできる幸せということ。そしてただあるのは「出来事」ではなくて、「それをどう解釈するか」だけ。世界は起きたことではなくて、自分が世界をどう見るかで出来ている。起きたことは変えられないから、前向きに考えることは出来る。

Rooはカンガルーのこと。カンガルーは身体の構造上、後退できない。何があったとしても、立ち止まるか、前に進むかしかできない。

　数年前読んでいた本のなかに映画や作品を作る上では当たり前らしい型が書いてあった。どんな映画も大事な事は「N字曲線」らしい。上がって、下がって、巻き返しの上がり。そう、最後のクライマックスで盛り上がるためには、一度主人公をどん底のピンチに落とさなきゃならない。

あれ、もしかして人生も同じじゃないか？
そうか、これはこの後晴れるための台風なんだ。

生きていれば大変なことは沢山ありますよね。疲労、哀しみ、無気力、絶望。そんな時に必要なことは、「これも前に進む為に必要なこと」と考えて、たまにはご褒美を与える事だと思います。

24歳お金経験人脈コネ学歴職歴なし。それでもやりたい事がある。運だけはある。このお店のコンセプトでもある『プチ贅沢』『自分へのご褒美』を与えながら、何が起きたとしても前に進むことに決めた。美味しいカレーを食べて、また頑張ろうって。